放送記録

3月31日 滋賀県 山形蓮さん、木下麻奈美さん、小南亮輔さん

滋賀県からお越しの山形蓮さん、木下麻奈美さん、
小南亮輔さん。
三人は、滋賀県立大学人間文化学部
地域文化学科の今度三回生になる
学生の皆さん。
一年生のときから実習のフィールドワークで
足しげく通っている滋賀県高島市朽木の
地元の食べ物を持ってきてくれました。


実習でお世話になった朽木の人たちに
恩返しをしたいと朽木の紹介にやってきてくれました。
この出演のためにわざわざ片道2時間半かけて
前日朽木まで買出しに行ってくれました。
遠いのにほんとにありがとう!!
そんな朽木の特産品がテーブルに並べられました。

まずは、卵の出し巻き。
ふわふわでなかなかいい味です。
これは、小南君が直前に焼いてくれました。
朽木の鶏のたまごでも使ってるのかと思ったら、
「手作りのものが何もなかったので、
小南君が得意な出し巻きにしました」とのこと・・・
朽木とは何の関係もありませんでした。


では、朽木の名産品
まずは、鯖寿司。朽木は鯖街道が通っていたそうで
その鯖をつかった昔ながらの味。
厚い鯖はしっかりとした食感。
おもわずほおばってしまいました。


つぎは鯖のなれずし。
滋賀、琵琶湖、なれずしとくればふなずし!
と思ったら鯖でした。
ふなずしよりは生臭みはなく、けっこういけました。
でも、酸っぱさはびっくりしました。
朽木のひとは、これを少し炙って
食べるんだそうです。
僕はできれば日本酒が欲しいところでした。


マキノの漁港のすぐとなりで作っている魚の佃煮。
ワカサギ、小鮎、いさざ、ごり、えびといった
琵琶湖の恵みをおいしく煮てあります。


おにぎりは大きな白いおにぎり。
これは今朝早く起きてご飯をたいて
山形さんが握ってくれました。


そして栃餅。
栃の実はとてもアクが強く作る作業は
大変だそうです。
栃の実をゆがいて少しやわらかくなったところを
トンカチで叩き割り、灰をまぶして
さらにあく抜きをするんだそうです。
それからもち米と合わせて蒸し、臼でつきます。
茶色い素朴なお餅。中にはあんこがたっぷり入っていました。
これも朽木のおじいさんの手作りだそうです。


さて、彼らはもともと大学の授業の一環として
朽木を訪れ、朽木の人たちから
さまざまな話を聞きました。
そこでのふれあいと朽木の自然のとりこになり、
以来授業とは関係なく朽木を訪れています。


かれらにとっては先人の知恵である炭焼きや
保存食作りなど一昔前のひとなら
みんな知っていたようなことに
初めて触れ感激しました。
若い人にとってそれはとても新鮮で
エキサイティングなことなんですね。


これからの高齢社会、お年寄りが
生きがいを見出すことの
ヒントになるんじゃないかと感じました。
昔の不便な時代の知恵は、いまの若者の
好奇心を熱くするのかもしれませんよ。


かれらの爽やかなところは、朽木の人たちに
本当にお世話になったという感謝の気持ちが
謙虚で素直に表われているところ。
いまどきの学生の知られざる一端を
見せてもらったようでとても楽しかったです。

( by 三代澤康司 )




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