放送記録

4月14日 東京都目黒区 吉村千彰さん

東京からお越しの吉村千彰さん。
ラジオをいつも聴いていただいている
大阪の有名居酒屋店ながほりのオーナー
中村さんからの推薦でお越しいただきました。


吉村さんは、朝日新聞の記者で
先日、「シェフが教える家庭で作れるやさしい肴」
(コモンズ発行1600円)を出版されました。
その本の紹介にと、本の中からお料理を作って
持ってきてくれました。

(みなさん、何かの紹介にもこのコーナー
 使ってくださいね。)


この本は、朝日新聞の夕刊に連載されたコーナーを
まとめたもので、関西の有名なお店のシェフが
教えてくれたレシピがたくさん載ってます。
私の好きな店のシェフが作る料理も載っていて
とても面白い本です。


まず、淡路のたこの温サラダ。
生だこを湯がいたものと、アスパラを
湯がいたものにオリーブオイルとレモンと
塩をかけただけの簡単なもの。
ところがうまい!!!!
ポイントは、おいしいオリーブオイルを使うこと
ぐらいだそうです。
本には、この料理に合うワインも紹介されています。


次は、茄子とトマトとカマンベールチーズのティヤン。
なす、トマト、チーズをスライスして
耐熱の器に順番に並べて、その上に乾燥の
ミックスハーブとパン粉を混ぜ合わせたものを
振りかけてオーブンで焼くだけです。
これは甘みのあるロゼワインが合うそうです。


プロの料理人が作ると、
こんなに簡単でおいしい料理が作れるのが
驚きですねえ。


吉村さんは、この春まで大阪に勤務でしたが、
現在は東京に異動になりました。
大阪にいたときこの本に出てくる
たくさんの料理店で取材し、
大阪のおいしさを実感していたそうです。
記事にするために、すべて自分で
作ったことのある料理ばかり。
簡単にできることは、実証済み。


大阪の伝統野菜の話や食文化の
伝承のお話が興味深かったです。
伝統野菜は、その土地の土着の食材。
長年生き抜いてきた強さがあります。
自然の強さがあります。
撒いた年に、芽が出ない種が、
次の年に芽が出たりするんだそうです。


種の保存のための自然の知恵なんでしょうか。
育てやすい、輸送しやすい、売りやすいという
食材もいいですが、
長い目で考えたらこんな伝統野菜も大事ですよ。
大切に育てて、次の世代に受け継ぎたいものです。
かかわっている農家の皆さん頑張ってください。


この本、お奨めです。
私もこの中からすでに何品か作りました。
おいしかったですよ。

( by 三代澤康司 )




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