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今日はニート支援の今ということで、元ニート状態にあった小林さん、そしてカウンセラーとしてサポートしてきた小山さん、さらにニートサポートセンターで事務方として支援をしてきた岩崎さんにおいでいただきました。
小林さん、元ニートということですが、非常に明るい表情でいらっしゃるのですが、振り返ってそもそもなぜそんな状態に陥ってしまったのでしょうか
小林さん「なんでと答えるのはなかなか難しいのですね。これという理由はないのです。なんとなくそうなってしまったという感じですね」
働いておられて気が付いたら、行くのがいやになったという感じですか?それとも急にですか?徐々にですか?
小林さん「それ以前の話をすると、まず学校に行かなくなったのです。不登校で。それからの流れですね」
学校……。今はおいくつになるのですか?
小林さん「28歳です」
学校というのはおいくつのときですか?
小林さん「高校3年生のときです」
わりとその間は長かったのですか?
小林さん「何年か……」
その何年かの間はどのように過ごされていたのですか?
小林さん「なかなか思い出せないですね。今思い出してと言われても『何をしていたかなぁ』と、時間の感覚はないですね、ほとんど」
いわゆる引きこもり状態?
小林さん「そうですね」
その間『どうしたいな』と思っていた希望とかはありましたか?
小林さん「なんにもないですね。もうほんま死にたいとか、そんなですね」
今、思い出しても気が重くなるような?
小林さん「今、思い出してよぉ生きてるなぁと思います」
そんな状態からなぜ抜け出そうと思ったのか、抜け出せたのですか?
小林さん「それも難しいのですね。これという理由もないのですよ。次第にそういう気持ちが出てきたというか」
自然に湧き立ってきた?
小林さん「そうですね」
その間に家族との会話とかは?
小林さん「そんなんないです。0ですね。人との会話もないです。人間関係みたいな(ものもないです)」
じゃあ、こんな言い方はふさわしくないかもしれませんが、今の状態になっているというのは?
小林さん「信じられないです。ようなったなぁと思いますね」
その間を振り返ってみて、失ったものが多かったのか?
小林さん「失ったものもありますけれど、得たものもありますね」
得られたものというとどういったものでしょうか?
小林さん「やっぱり自分を見つめなおす時間がありましたね」
なるほど。失ったものは何ですか?
小林さん「それはもう、人間関係ですね。全く切れましたからね」
もともと趣味であるとか、直接仕事に関係ないことでも(得意なことはありましたか)?
小林さん「手先は器用でしたね。学校の美術の授業などは得意でした」
今はそういうことを生かして働いていこうと思っているのですか?
小林さん「そうですね」
なるほど。この『ニートサポートセンター』に通い始めたきっかけは何ですか?
小林さん「まず引きこもりの状態から抜け出すために、民間の支援施設に行ったのです。支援施設に行って、それからアルバイトを始めました。アルバイトを辞めてからもう少しちゃんとした仕事に就きたいと思って、支援施設から紹介してもらいました」
このサポートセンターというところを。そのサポート施設、民間の支援施設に入ろうというのは、自分から行こうと(思ったのですか?)
小林さん「うーん、それは親から『こういうところがあるよ』と紹介されました」
なるほど、『ちょっと行ってみようか』と
小林さん「そうですね」
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