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その具体的に感染を予防するためのマニュアル作り、対応策というのはかなり話し合いはできているのですか?
「十分ではないと思いますけれども、マニュアル作りもものすごく大事ですね。それはどういうふうに対応するか、どういう準備をするかという問題の両方が大事ですし、それから従来から『タミフル』という薬が予防の中心になります。タミフルを一応服用してから対応するということです。
それに『プレ・パンデミックワクチン』というものが効果を期待できるのではないかということで、一番最前線の人に打つということに意味があると考えております。」
いま出ました、『プレ・パンデミックワクチン』。『プレ』というのは前という意味ですね。『パンデミック』というのは流行。流行する前に打つワクチンということですね。
「本当に流行したときは、『パンデミック』という状態です。その『パンデミック』の状態で作るのが『パンデミックワクチン』になりますが、まだ実際には起きていないので、パンデミックになったときに有効かもしれないということで、鳥インフルエンザから作ったワクチンを『プレ・パンデミックワクチン』と現在言っておりまして、それがまあ、ちょっとこれも異論もあるのですが、一定程度有効だろうと我々は考えております。」
直接的にウィルスが広がる要因となるのは、人と人とが接触の回数・範囲ということが問題視されていると思うのですが、こうなりますと例えば、電車やバスといった公共交通機関などを患者が利用した場合には、非常に恐ろしい数字になってきますよね。
実際感染するという部分の、具体的な範囲というのはあるのですか?患者を中心とした何メートル以内とか?
「いろんなシミュレーションがあるわけですけれども、今おっしゃった公共交通機関の人たちは非常に慎重に真剣に考えてもらっておく必要があるということで、メンバーにも入ってもらって議論をしています。」
具体的にそういう話は何か出てきていますか?例えば電車やバスを停めるとか。いろんな対処の仕方はあると思うのですが?
「まだ検討中であるのですが、基本的にはできるだけうつらないようにするには、例えば(感染者と)1〜2メートルの距離を置くとか。これはラッシュではちょっと無理ですので最悪の場合は列車を停めなければならないという場合もあるでしょうし、駅を閉鎖しなければいけないという場合もあるでしょうが、その前の段階で、各企業ごとにできるだけ交通機関を使わないようにしようと。どうしても必要な人は車で動くようにしようというところから取り掛かっているところですね。
ですから今、東京のラッシュの電車なんかではとても、もちろんマスクなどの基本的なことは必要ですけれども、それだけでは十分にはいかない可能性は考えなければならないということで、それを研究しているところです。」
実際ウィルスが飛散する、うつる範囲というのも、ある程度、患者を中心に何メートルかという間隔を置けば、非常に確率は下がるということですか?
「はい。このうつり方にもいろんな種類がありまして、でもごく簡単に言いますと飛沫(ひまつ)感染というものが今一番考えられています。空気感染となると非常にややこしいのですが、飛まつ感染だと1メートル離せばだいたい大丈夫だろうということです。例えばどうしてもオフィスでもテーブルや机が必要であれば、1メートル以上離したところで人が並ぶというように勤務するという形をすれば、かなり感染の可能性は下がるだろうと、とりあえずは考えられています。」
実際に病気にかかっているかどうかはわからないけれども、流行が起こったということであればそういう措置をとってほしいということですね。
「そうですね」
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