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09/12/26 放送 バックナンバー
新語・流行語大賞から見た2009年
ゲスト:新語アナリスト 亀井肇さん

聞き手:鈴木崇司記者
定着するのが『新語』、流行り廃りがあるのが『流行語』。
『新語・流行語』になるには、大勢の共通認識が必要。
『流行語』が定着する鍵は「主観」
『山コン』『散走』…、2010年の流行語は?
今年の新語・流行語大賞には、「政権交代」が選ばれ、新語のトップテンには「事業仕分け」や、「脱官僚」といった政治に関する言葉が多く選ばれました。毎年数多くの言葉が生み出され、消えていく現代ですが、新語・流行語になるのはどういう言葉なのでしょうか?近年、どんな言葉がもてはやされやすい傾向にあるのでしょうか?メールや携帯などで、使われる言葉はどのように変わってきているのでしょうか?
今週は、「現代用語の基礎知識」の元編集長で、以前ABCの「ナイトインナイト」でも「ワードプロフェッサー」としてコメントをいただいていた新語アナリストの亀井肇さんにお話を伺います。
■定着するのが『新語』、流行り廃りがあるのが『流行語』。

 今年の新語、流行語ですが、『脱官僚』『事業仕分け』『政権交代』というように、政治の言葉が多かったです。

 「はっきりいうと、今年は民主党があれだけの議席をとりましたから、新聞の報道は民主党万歳という形でずっと載っていく。そうすると目にする機会が非常に多いから、こんな言葉がはやったらしいなということで、政治の方に非常に関心が強くなっていくのは当然のことだと思います」

 政治の言葉が流行語になる年は、逆に言ったら、政治以外のことであまり現象が起きなかったということですか?

 「全くそんなことはありません。ということは、いろいろなことが起こっている。ただしマスコミが報じるものが、比較的政治のものが多くなってしまうということです。ですからその政治の1面を常に、今度はいつ選挙があるのかというところから始まって、新聞の1面に結構大きく出てしまうと、その言葉がなんとなくはやっているように思えてしまうわけです。
 今年みたいに8月30日に民主党が政権をとってしまうと、『政権交代』というような大きな見出しが出てきて、それが数ヶ月続いて、いまですら『事業仕分け』だとかさまざまな政治に関連する言葉が付随して出てくる。ですから本当は他にもいろいろなことが起こっているのです。ただ報道するのが、政治関係が非常に多いというだけです」

 なるほど。

 「ワイドショーなんかでは、のりピーや押尾さんの問題が出てくる。そちらのほうに関心が非常に強くなっていく」

 そうですね。たしかにそのような薬物関係のことっていろいろ話題にはなりましたけども、言葉の中では載ってないですね。

 「基本的にいいますと、やはり薬物の名前がはやってもいい。現実にみんな知っているわけです。だけれども新語、流行語大賞に残らないのは、気持ちの悪い言葉は止めようよと」

 それは昔、亀井さんが選ばれていた時代でもそのような感じはありました?

 「僕の時代は比較的いろいろな言葉を入れちゃおうという形で入れていましたけども、オウム事件以降、オウムで犠牲になった人が多いということで、そのような言葉はやめようかというのが、審査委員会の1つの意向になったみたいです」

 なるほど。確かにあの時も、そういう意味での新しい言葉はあったけど、言葉に悪いイメージがくっついている言葉でしたものね。

 「そうなのです。『ポアする』とかいくつかの言葉が出てきて、それはやっぱりみんなが知っている。本来的にいうと、新語、流行語大賞を発表したときに『ポアする』という言葉はどうしたんだよ、はやっているはずじゃないかといった時に委員長がちゃんと弁明をしました。こういう犠牲者が非常に多いところでこのような言葉を残すのはよくないのではないかという形で、オウム関係の言葉は全部のぞきますとちゃんと弁明しましたね」

 僕なんかは今年思っていて、『草食系男子』、『草食男子』が入っているけれども、『婚活』が入ってないなと思ったのですよ。

 「これは実をいうと、期限の問題です。期限が12月2日から11月30日までにはやった言葉ということで、『婚活』はもう去年の間に結構はやっていたのです。今年の場合は、それがずっと引き続いている。『婚活』という言葉は出てきた時にはちょっと弱いかなと思ったのですが、だんだん強くなってきて、『婚活』というのは、結婚できない男女が多いからはやるのだなという気になってきました。
 新語という形で定着しているということは、ここでいいますと、新語と流行語というのは、実を言うと分けて考えなければならないのです」

 あ、そうなのですか。

 「新語も流行語もある時期にパッと発生します。発生するのはいいのだけれども、新語の場合はずっと常に使われ続けていきます」

 新しくできた言葉。

 「新しくできて、それがみんなの口の端に常にのぼる。知らないうちに『あ、定着しちゃったな』と。例えば『メタボ』という言葉は、最初は新語、あるいは流行語という形で定着していきます」

 でてきた。

 「はい。だけれども知らないうちに『メタボ』という形で定着してしまって、『お前この甘いもの食べ過ぎるとメタボになるぞ』と普通に使われる」

 そうですね。普通化しましたね。

 「将来的には国語辞典の中に完全に『メタボ』という形で掲載されるようになってくると思います」

 辞書とか、概念そのものが新しく定着したものが新語で。

 「流行語というのは、同じように勢いを持って誕生してくるのはいいのですが、1年、2年経つうちに『あぁ、この言葉を使うとちょっと恥ずかしいかな』という形で、そのまま誰も使わなくなってしまうような、一時期の流行のものが流行語という概念になる」

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■『新語・流行語』になるには、大勢の共通認識が必要。

 それこそ今年だったら、『子ども店長』みたいにCMの中で言葉が生まれてきたら、CMが終わったら『あったね、そんなこと』となってしまう。

 「そうですね。そのレベルで止まってしまう。このように新語と流行語というのは、本来的には分けて考えなければならない。この『政権交代』は新語とも言えないですね」

 はい。元々『政権交代』は概念としてありますから。

 「日本語として定着しているわけです。本来的にあるものが、あえて新語、流行語大賞に入ってくるのは、私もはっきり言うとちょっと疑問に思っています。新語といえば、『新型インフルエンザ』これはいままでまったく存在しなかったものです」

 そうですね。

 「インフルエンザA型、香港型という言葉はあったのですが」

 ソ連風邪、スペイン風邪みたいな。

 「そうそう。ところが、新型というのがついた言葉がいままでなかった。これは将来的にもずっと定着していって、常にインフルエンザが起こった時に、これは香港型か、新型かという区分けがされてくる。ということで、これは新語としてみる。
 それから『事業仕分け』という言葉も数年前に構想日本の加藤秀樹さんが作りあげた言葉で、自治体などでは使っていたのですが、これがここまで大きくなってきた。民主党が取り上げて、予算のためにいろいろと公開で行う。これなんかは将来的にもずっと行われていけば、『事業仕分け』という言葉は1つの新語として定着していく」

 新語として残りそうな、先ほど言った『草食男子』『歴女』など、要するに、男女でこのような性格、性向を持っている人ができましたという言葉ですね。

 「はい」

 これは残りそうな気がするのですが。

 「はっきり言うと、2、3年でなくなります」

 あーそうですか。

 「たぶん。また他の新しい表現が出てくると思います。優しい男子をいろいろと言い換えてきて、『草食男子』は、『そういえば2009年にありましたね』というレベルで止まってしまう危険性はありますね」

 なるほど。そのような格好で言葉が生まれてくるのは、生態とかいろいろな社会の動きですよね。

 「そうですね」

 でもこの頃、そのような中で携帯やパソコンなどのものを使っている言葉、それこそ2ちゃんねる用語ではないけど、不思議な言葉がたくさん出ていますが、このようなものが新語、流行語に上ってきませんが?

 「というのは、ものすごくグループが細分化されているからです。例えば携帯で1つのメッセージを送る時に、これが日本国民全員に、あるいは同一学年の人々全員に送られるわけではなくて、限られた10人とか5人とか、そのようなところでのメッセージの交換でしかないわけです。
 そうするとそこで使われる言葉、その5人の中における共通認識はあるかもしれないけれども、それを外に向けた時に『一体これはなんだ』ということになってしまうわけです。例えば、これは男子の高校生が携帯で使っている言葉を聞いて驚いてしまったのですが、『お前きのうタヒッちゃったな』と」

 タヒった?

 「『タヒ』というのは、カタカナで『タヒ』と書くのですが、これは実を言うと、その上に一本つけますと『死』となる。つまり死の寸前までつらかっただろうと」

 疲れた。

 「疲れたという状態で、『タヒる』という表現を使います。そしてこれはあまりみなさんに知られていない。それはその同じ高校の中ならば、『タヒる』という言葉はわかるかもしれないけれど、その高校を超えて、例えばそれが東京の渋谷の高校ではやっていても、それが神奈川県の横浜で理解されるかというと、まず理解されない言葉です。
 そのようにまずは小さなグループで出てきて、それがおもしろいなと思った時に、例えば新聞記者やマスコミの記者がそれを見つけて、このような言葉がいまはやっていますよという形で若者言葉として一般に発表すれば、あっという間にこれが流行語になることもあります」

 なるほど。では言葉をマスコミがつかまえてきて、新聞なり雑誌の見出しになるとか、テレビで発表されて、それがスーパー、テロップに載ってくるみたいなことで認知されることがいるのですね。

 「基本的にマスコミに載らない限りは言葉は広がらないですね」

 マスコミの側がつかまえるのが遅くて、みんなの認知の方が早い言葉は最近少ないですか?

 「そうですね。例えば、『草食男子』というのも、深沢真紀さんというこの言葉を作った方がおっしゃっていたのですが、本来的にこの言葉は2006年に本として出したと。だから2006年にはやってくれればいいものを、その後2年くらい経ってから、他のライターも使うようになってきて、急に爆発的に広がってしまったと言っています」

 なるほど。では概念としては早目に出ている。

 「出ています。単行本として草食男子の生態みたいな形が出ているのですが、あまりみなさんが本のタイトルに気がつかなかった。だけども他のライターが読んでみて、これおもしろいから私の表現にも使ってみようという形で使っているうちにマスコミが取り上げて、これが爆発的に1つの社会現象になってしまったとおっしゃっていました」

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■『流行語』が定着する鍵は「主観」

 このような言葉、生態ですよね。そもそもあるものに名前をつけていくのは、長生きしそうな言葉ですが、一過性でドンと広がって、スッと消えてしまう。それこそ死語だといわれてしまうような言葉になる分かれ目ってどう?

 「これははっきりいうと、何とも言いがたいです。はやったままずっとそれが引き続いていくかもしれないし、さっきの『婚活』みたいに、私の意識としては『婚活』すらあまり意識しなかった。
 ところが若い人にとってみると、結婚するということは非常に大きな課題となってきているわけです。ですから、自分の恋人を見つけるためにはさまざまな行動をしなければならない。婚活は必要だというのは、僕のレベルから比べると10倍も20倍も大きいわけです」

 ハードルが上がっている。

 「意識が非常に強い。だから常に日常的に『俺、婚活するんだ』とか『私、婚活したいわ』という言葉をはく。そうすると、20代、30代で使われているうちに、それは今度50代の部長クラスが『婚活という言葉がはやっているみたいだな』という形で、今度は家庭の方でも使い始める。あるいは、同窓会なんかで50代のおじさんが集まったところに、『いま婚活というのを若い連中が言っているぞ』というように言うと、今度はそこの同窓会に集まった人々が、他のところでも話すようになってくるという形でガッと広がってきたのではないかと(思います)」

 要は世代間で、ある種の概念が生まれてきて、世代の中で交流が生まれてくる。

 「ということになりますね」

 なるほど。では、流行語だと言っていても、『え、これ流行語?』となるような言葉、『ファーストファッション』は、確かにユニクロが銀座にできましたね。できましたけれど、そこを利用しない人間が『ファーストファッションはやったよ』と言われても、『え!』という感じはあります。

 「そうなのです。だからこれなんかはっきり言うと、流行語の中に入ってくるのかなという気はしていたのです。逆にいえば、『ユニばれ』だとか」

 『ユニばれ』?

 「『ユニばれ』というのは、ユニクロのTシャツを着ていること。みんな同じものですから、それを着ていくと『あんたユニばれね、ユニクロ着ているでしょ』ということが、はっきりとわかってしまう」

 ユニクロであることがばれる。

 「うん。あるいは、『ユニ隠し』だとか。逆に少しでもTシャツに工夫を加えて、『これユニクロじゃないのよ』というように見せる。それを『ユニ隠し』というような形で、『ユニ』だとか。もうはっきりいって、『ファーストファッション』の代表格はユニクロです」

 そうですね。

 「ですから、ユニクロという方がむしろ僕は流行語としてはやってきている。ただし、ユニクロは20数年前にできあがっているブランドですから」

 ユニクロから派生している概念の言葉。

 「そうそう。それが今年あたりに誕生してきているから、これはずっと広がりを持つのではないかという形で、新語、流行語大賞の中に入ってきた方がいいような気がします」

 その言葉が流行語になるか、概念として定着して新語になるかの分かれ目は何ですか?

 「はっきり言うと、二十数年ずっとこれを研究し続けてきて、その境目がまだわからないのです。というのは、これは主観という形で逃げているのですね」

 主観?

 「1つの線が引けるものではない。ここから新語ですよ、ここから流行語ですよとピシッとした境界線があって、ここのレベルにきたら新語にしてあげましょう。ここのレベルまで達してないから流行語ですよということは言えない。常にその線は、非常に揺れ動いているわけです。揺れ動いているものに対して、これはこのような決まりがありますよということは言えないぞと、いまでは思いつつあるわけです」

 新語というのが、先ほどの『メタボ』ではないですが、『メタボ』を新語、流行語だと言うのもちょっと変ですね。

 「はい」

 あれは1つの定着語となりますよね。そのへんになるというのは、やはりみんなが何となく思っているけど、それを名づけてないから、その概念がちゃんと言い表せないということをピシャっと示す言葉だったら定着しそうな気がします。

 「そういうこと、そこのレベルです。ただし定着したかもしれないけれども、その定着の度合いがどの程度かを測るのは非常に難しいです。ですからはっきりいうと、それぞれのみなさんの頭の中に、この言葉があるというのを1つずつ頭を割ってみて、この言葉とこの言葉がここにあるから、この人にとってみればこれが1つの新語かなという形でしかやっていきようがないのですね。
 ですからはっきり言うと、国立国語研究所がアンケートをとって、この言葉は新語と思いますか、流行語と思いますかという形で、これは新語ですというように国立国語研究所が言ったとしても、その報告書を見て、『私はこの言葉を知らなかった』という人も結構多い気もします」

 国立国語研究所みたいなところだと、ら抜き言葉であるとか、いろいろな日本語の変遷みたいなのをずっとウオッチはしていますね。そのような感じで、同じ名詞、同じ動詞、同じ文章の仕方でも、捉らえ方、ニュアンス、意味のとり方が違うとなってきますね。日本語の乱れという言い方になりますけど。

 「そうですね。だから本当に言葉というのは、使う人にとってみて、それが一番自分にとって新しい言葉だったと思えばそれでいいわけです。だから60代の人がようやく『ナウい』という言葉を聞いてみて、これ面白いぞと思ったら、その人にとってみれば『ナウい』という言葉は、新語か流行語なわけです。ところが20代の人にとってみれば、『ナウい』と言われると、これ40年前にはやった言葉じゃないのと笑い飛ばしちゃって、もっと新しい言葉を自分たちで作りあげるかもしれない」

 そうか。じゃあ高齢者の人からすると、『(昔の言い回しを)何でいま使っているんだ?』みたいな言葉が新語と言われていることもあるだろうし、若い人からしたら、『(いまさら)そんな言葉を使うなんて』というイメージになっていることもある。だから主観だと。

 「そういうことになります」

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■『山コン』『散走』…、2010年の流行語は?

 では主観ばかりになるのですが、来年はどのような流行語?いまはやりだしている、12月1日以降にはやりだした言葉はどのようなものがありますか?

 「例えば非常に難しいのですが、『山コン』という言葉を聞いたことがありますか?」

 やまこん?

 「はい。『合コン』は聞いたことがあるでしょ?」

 合同コンパ。

 「はい。男女5、6人が集まって居酒屋なんかでゲームをやりながら、この人いいかなというように行われる。これが『合コン』と呼ばれています。この合コンの山版というか、登山版」

 登山、ハイキング。

 「ハイキングに5人くらいずつで行って、その中でいろいろなお話しをして、この人いいなと思う」

 昔、僕のちょっと上の人達は、『合ハイ』と言っていたやつだと思います。

 「そうです、合同ハイキング。略して『合ハイ』と言って。それの現代版が『山コン』」

 なるほどね(笑)

 「これはこの間ちょっと見つけたのですが。私が注目しているのは、来年はやるかもしれない。『散走』という言葉です」

 さんそう?

 「はい」

 どのような字ですか?

 「字を言っちゃうとすぐにわかります。散歩の『散』に、『走』。だから言ってみれば、散歩が自分の足で歩くですね、ぶらぶらと。『走』の場合は自転車で走る」

 自転車ですか。

 「だから自転車における散歩」

 自転車を使った散歩。

 「そういうことですね。これは自転車のギアを作っている会社のシマノというところが提案しているのですが、ちゃんとシマノさんでは、毎週日曜日に会員を集めて、リーダーがいろいろな観光地に自転車で連れていくというところまでやっています。いわゆるいままで散歩という形でウォーキングが非常に注目されていましたが、だんだん自転車で走るのも1つのブームになるような気がします」

 やはり来年の11月30日までの流行語の予想は難しいでしょうが、どのようなことがあったら流行語が生まれるような状況になるのですか?

 「基本的にいままでの分析から考えますと、やはりお笑い芸人というか、みんなに知られている人が発する言葉が広がっていきますね」

 人気者ですものね。

 「はい。発した言葉は瞬く間にマスコミが取り上げますので、そのマスコミで取り上げられると『この言葉何となく聞いたことがあるぞ』ということで、自分の会話の中にそれを使ってみようかという気になるわけです」

 ということは、流行語イコールはやった人、人気になる人は誰かと言っているようなものですね。

 「新語、流行語大賞の基本はそこにあるのです。はっきり言って、言葉だけでは表彰のしようがない。本来的に言えば、そこの部分は省かなれればならない。言葉だけが一人立ちして、走り出すことも十分多いわけです」

 その方が新語らしいですね。

 「ですから誰かが発したのはいいのですが、それ以降にずっと言葉が一人立ちしていろいろな人に使われるという形があるわけです。そのような性質を持った言葉は本当にはやります」

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