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11/10/01 放送バックナンバーはこちら

実りの秋・・・被災地東北の農業は?

レポート:阿部成寿記者

 東日本大震災から間もなく7ヶ月。被災地は実りの秋を迎えていますが、農家の人々の表情はさえません。福島第一原発事故による放射能汚染の影響で、良い農作物を作っても思うように売れないためです。一部にみられる風評被害も追い打ちをかけています。このような状況で、果たして被災地・東北の農業は復興できるのでしょうか? 震災7か月の被災地の農業の現状と、奮闘する農家の姿を追いつつ、放射能問題と向き合う専門家、国の政策や支援の在り方などについて探ります。

取引のあった消費者約400世帯が半分に減った

(阿部)東日本大震災の被災地、岩手、宮城、福島を含む東北地方は、現在全国の農業生産額の16%、およそ5分の1を担う豊かな農作物の産地です。まさに日本の食卓を支えてきました。とりわけ福島県は、主食の米の収穫量が年間およそ45万トンと、全国4位の米どころとして知られています。しかし、震災と東京電力福島第一原発事故の影響で、例年通りの作付けができないところもあります。福島県のほぼ中央部、福島市と郡山市とのちょうど中間にある二本松市も、広い農地と首都圏への距離の近さから、野菜や米作りの盛んな地域です。しかし、この二本松市も、福島第一原発事故の後、放射性物質のセシウムに地表が覆われました。この二本松市で有機農業を営む大内信一(おおうち・しんいち)さん、大内さんは農業を始めて50年の大ベテランです。大内さんに訊きました。大内さんご自身は、この農業を小さい頃から?

(大内)この家自体は、約16代、300年くらい代々農家でやっているという1つの歴史があるわけですが、その中で長男ということで、子どもの頃から、学校出るとすぐから、50年以上農業をやっています。

(阿部)お子さんも農業に携わっていらっしゃるということですか?

(大内)はい、息子も一緒にやっております。

(阿部)今、作付けというか、栽培なさっているものはどういうものでしょうか?

(大内)田んぼと、野菜は今、有機農業ということで、いろいろな野菜を組み合わせて作っているので、野菜は40種類。米とか雑穀も合わせると50種類くらいになります。5ヘクタールくらいは作付けしております。

(阿部)大内さんを始め、福島の農家を襲った震災と原発事故。大内さんは、これまで経験したことのない被害に見舞われました。大内さんの農地、農作物に対しての被害というのは、どの程度出たのですか?

(大内)(原発が)3月に爆発した時には、ホウレンソウとかクキナなどの青菜類は、葉っぱを広げていた分は放射能をいっぱい浴びて、全くしっかりできなかったです。あとブロッコリーとかレタスとか・・・
 台風や大雨の被害と違って、放射能の場合は、目に見えて作物がダメになるという被害はなかったわけです。しかし「福島の野菜や米は食べられない」という風潮が広がりまして、我々は「地産地消」といって、地元でできた野菜を地元で消費するというのを大前提にしてきたのですが、それが完全に崩れまして、今までの消費者なり学校給食にも「安全な野菜」ということで出荷していたのですが、それらももうダメになりましたし、やはり今まで大事に、大事に育てて、「安全なものを」ということで作付けしてきたその野菜が、もう売れないというのが最大の被害です。

(阿部)大内さんと取引のあった消費者は約400世帯。その数が半分に減ったのです。とりわけ全体の7割を占める地元福島の落ち込みが痛手でした。収入面で苦境に立たされた、そんな大内さんに追い打ちをかける出来事がありました。

(大内)うちの息子にしても特に若い後継者たちの悩みは深いので、先行きがなかなか見通せないという状況ではあります。
 子どもたちが遠くに避難して、農業は家族が力を合わせてやるのが普通で、子どもなんかも軽い農作業は手伝ったりして、それがもう子どもたちの、大きい教育の一つだと思って、うちの子どもたちもそうして育ててきたのですが、今は子どもたちや奥さんがどうしても遠くに行って、若い主人一人でこちらの農地を守っているという大変な事態になっております。

(阿部)地域の農業の活性化のため、これまで新しく農業を始める仲間との交流も進めてきた大内さんですが、農業の担い手が離れていく現状に危機感を覚えたと話します。しかし今、大内さんら福島の農家の頭を悩ませているのは、収穫が迫った、主食の米の問題なのです。

(大内)この二本松農家は米を作付けしていますので、やはり米が本当に出荷できるのか、出荷しても本当に売れるのかという不安が今いっぱいです。我々は、特に安全な米ということで、除草剤も全く使わないで40年きたわけで、その分いくらかは一般の米よりは高く売っているわけですが、それだけになかなか産地間の競争も厳しい中で、今年ダメになれば来年も売れる保証はないという状況もありますので、本当にその心配は大変なもので・・・ ▲ページトップへ

40年間、農薬を使ってこなかった土が汚された

(阿部)この大内さんの心配が現実のものとなるニュースがありました。収穫前に行った二本松市で採取した米から、国の定める基準と同じ量の、1キログラムあたり500ベクレルの放射性セシウムが検出されたのです。大内さんは、このニュースをどのように受け止めたのでしょうか?

(大内)ちょうど鉄道とか高速道路も走っていて、国道も走っていて、ちょっと平らな所なのです。

(阿部)今ずっと田んぼのあぜ道の中を歩いていますけれども、本当によく肥えているというか、良いところですよね、本当に・・・

(大内)この辺は粘土地帯で、1週間くらい水を入れても水が減らないというくらい粘度が強いところで・・・

(阿部)いわゆる粘土質の水田なのですね?

(大内)ええ。

(阿部)粘土質の水田というのは、稲が育ちやすいのですか?

(大内)やはり水が必要なので、保水力があって、あと米の味も良い、良くなります。

(阿部)だからこそ米どころなんですね。

(大内)ええ、そうですね。

(阿部)でも、今は台風が来て、稲が倒されているという形ですけれども、稲穂を見てみますと、かなりこうべを垂れているというか・・・

(大内)本当に豊作は間違いないような状況ではあります。

(阿部)本来だったらこれは豊作で、皆さんもホクホク顔?

(大内)そうですね。

(阿部)でも今年は違いますよね?

(大内)本当に、こんなことになろうとは夢にも思わなかったわけですから・・・。我々は40年間も、除草剤も、化学肥料も、農薬も全く使っていないわけですから、その土が汚されたというのは、本当に怒り心頭に達します。

(阿部)本当に普通の、毎年の秋の風景なんでしょうけどね・・・

(大内)ええ。

(阿部)正直、やるせないですかね?

(大内)もう何ともいいようがないです、これは。ただ、怒ってみても始まらない。ただ、しかし、やはりこの思いは、どこかにはちゃんとぶつけなければならないと思うし・・・

(阿部)福島第一原発事故の放射能汚染の深刻さに、国はどのように対応しようとしているのでしょうか? 被災地の農業復興の最前線で陣頭指揮をとる、農林水産省東北農政局の佐藤憲雄(さとう・のりお)局長に訊きました。今回の東日本大震災で被災をした農地の被害状況をまず伺いたいのですが?

(佐藤)今回の津波により浸水した農地面積ですけれども、東北3県全体で約2万ヘクタールございます。内訳は、岩手県で730ヘクタール、宮城県で1万4340ヘクタール、福島県で5460ヘクタールということです。この2万ヘクタールという数字ですが、これは甲子園球場の約5300個分ということで、大変広大な面積が津波によって被害を受けました。
 この面積は、各県の農業用の耕地面積に対する割合でいいますと、岩手県では約0.5%と低いのですが、宮城ですと約11%、福島県では約4%ということで、かなりの割合の面積が被害を受けているということがいえようかと思います。 ▲ページトップへ

大体のところで農地の瓦礫処理や除塩は進みつつある

(阿部)何とか農地を元に戻そうという、復旧、整備といったところになるわけですが、この現状というのはどういうことになっているのでしょうか?

(佐藤)今回被害を受けた面積は、先ほどもいいましたように、東北で約2万ヘクタールあるわけですけれども、大体のところで、農地の瓦礫処理、あるいは除塩、こういったことが進みつつあるところであります。
 今の目標でいいますと、本年度内に、福島県の原発警戒区域を除いた地域では、まずは瓦礫処理が済むのではないかと思っています。来年度には、おそらく岩手、宮城では、被災農地の約5割で営農が再開できるのではないかと・・・。また福島県では来年度までに、被災地域の約2割で営農再開の予定だということで、徐々にではありますけれども、営農再開に向けた復旧整備が進んでいるということがいえようかと思います。

(阿部)そういう大変な努力の中、復旧を妨げている要因というのも大きなものがあると思うのですが?

(佐藤)まず1点は、福島県におきましては原発の警戒区域内。ここは着手できないものですから、これが取り残されているというのが一番大きな要因です。
 それ以外の地域におきましても、塩水以外にヘドロがかなり農地に入り込んでいまして、このヘドロが厚く、広範囲に堆積した地域、あるいはそういった地域も含めた用排水路がかなり損傷を厳しく受けた地域。そして地盤沈下によりまして一部陥没した農地、こういったところでは復旧に時間を要しているというのが現状になっています。

(阿部)佐藤局長は「福島県を中心とした被災地にある、農地での放射能汚染の広がりがとりわけ大きい」と指摘しています。

(佐藤)これは文部科学省、あるいは各県と連携・協力しまして、農地土壌の放射性物質濃度分布図、こういったものを8月の末に策定したところでありますけれども、この調査結果を見ますと、放射性セシウム濃度が5000ベクレルを超える農地、これが約8300ヘクタールあるという推計が出ております。今後さらに精度を高めまして、さらに広い調査地点でこの調査を進めていこうと思っています。
 こうした濃度の高い地域は、文部科学省、あるいは経済産業省と協力いたしまして、環境中の放射性物質の除去に関する技術開発、この実証試験を現在進めているという段階であります。

(阿部)農林水産省では、土に含まれる放射性セシウム濃度が1キログラムあたり5000ベクレルを超えると、米の作付けを禁止する基準を設けています。佐藤局長は、消費者が求める食の安全への取り組みについて「万全を期したい」としています。

(佐藤)まず農作物の作付け制限、あるいは出荷制限の指示ですが、現在まで作付け制限につきましては、米について実施しております。その他の農産物につきましては、各県において実施する検査の結果、厚生労働省が定める暫定規制値を超えた場合に、検査計画、出荷制限の品目、区域、こういったものを設定、あるいは解除する考え方が示されておりますので、こういったものに基づきまして、出荷制限等の措置がされるということになっております。
 今後も引き続き、各県におきまして実施する検査の結果、こういったものに基づきまして、出荷制限や解除が行われると考えております。

(阿部)ということですと、今、市場に出回っている農作物に関しては「安全である」といいきれるということですね?

(佐藤)はい。逆にいいますと「安全なものしか市場には流通しない」という体制をきちんととっております。福島県を始めとしまして、各地の米農家の皆様方が、丹精して作られた新米。これを今年も消費者の皆様に安心してお求めいただくために、安全な米しか流通しない、そういった仕組みを構築しているわけですけれども、具体的には現在、収穫前と収穫後の2段階に分けて放射性物質の調査をきちんと行います。
 その結果、暫定規制値を超える米が、本調査で確認された場合には、確実に廃棄するという措置をとることにしておりますので、安全なものしか流通させないという仕組みが構築されているわけです。

(阿部)そんな中、昨今、福島県の二本松という、米どころで知られている地域での予備調査で、放射性物質が500ベクレルという値が出たということで、お米農家の皆さんから驚きの声が上がったということがありました。これについてはどのように認識なさっているのでしょうか?

(佐藤)食品衛生法上、暫定基準値で500ベクレルを超えるものは摂取できないということになっておりますので、1つの規制値になるわけですが、今回の調査で出ましたのは、あくまでも予備調査の数字ということですので、今後本調査が実施されますので、本調査で規制値を超える値が出れば、その段階で先程申し上げたように、確実に廃棄処分等に移すことになりますので、この数字が出た場合にはきちんとした対応をとっていきたいと思っております。

(阿部)東北農政局では、被災地の農業復興に向けて、先月(9月)、大学の農学、医学、工学の研究者を集めての専門家会議を立ち上げました。放射能の除去、いわゆる除染方法などについて幅広く話し合い、その上で正確な情報を消費者や農業の関係業者に伝えて、東北の農産物への風評被害を減らしたいということです。 ▲ページトップへ

放射性物質の7割は地表から5〜7ミリにある

(阿部)農作物が売れず、作れない被災地の農家の苦しみ、東北の農業復興のために行うべき課題、それは放射能に汚染された田んぼや畑の土をどのように再生していくかということにつきます。土から放射能を取り除く、除染に取り組んでいる研究者がいます。放射性物質やエネルギー問題に詳しい東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター長の石井慶造(いしい・けいぞう)教授です。石井先生は、東北農政局が立ち上げた専門家会議のメンバーです。その石井先生に放射能セシウムの土壌の除染の実態について訊きました。

(石井)草とか、木とか、枯葉とか、土とかいろんなケースがあって、いろんなものに対して除染方法は全部違うわけです。でも、取り去るということに関しては同じなのです。だから枯葉は枯葉を集めれば良いし、土も上になっているのは取り去れば良いということです。

(阿部)土壌汚染ということを考えた場合、放射性物質を取り除く、いわゆる除染の方法として、端的にいうとどのようなやり方で取り除くことができるのですか?

(石井)降り注いだ土というのは、表面にほとんど(放射性物質が)あるのですね。

(阿部)どれくらいあるのですか、地表から?

(石井)5〜7ミリくらいで7割はあるのですね。

(阿部)たった5ミリで!

(石井)ただやわらかい土だと1センチくらいになったりしますけれども、普通の校庭なんかだと5ミリくらいのところに7割が存在しているということです。したがって、取り方もそういうことを考えてしたら良いということになりますので・・・

(阿部)つまり表面を取り除く、剥ぎ取るということになるわけですか?

(石井)そうです。5ミリ取ると空間線量が3分の1に落ちます。さらに5ミリ取れば9分の1になるわけですね。だから1センチで9分の1、約10分の1になるわけです。

(阿部)東京大学の調査で、除染する必要がある地域が、最大で福島県全体の14%と広い範囲に及ぶとされる中、東北大学の石井先生は「除染を進めるにあたって、ある程度、優先順位をつけて作業を行うことになることになるのではないか」と語ります。

(石井)まず一番やはり重要なのは、家庭の周りだと思うのです。というのは、家庭、自分の家ですね、家のところが一番の生活のあれ(拠点)になっていると思いますので、まず家の周り。それから学校ですね。そして歩くところという、人間が生活する最低限の場所、あと公園とか、そういったところだと思うのです。
 その次がやはり田んぼ、そして山だとかというように、あまり人が、人口密度が低いところになればなるほど、後になるほうが良いのではないかと・・・。まずは人口密度が高くて人々が多いところ。
 やはり、自分の家が一番安全というのが一番良いわけです。まずは家からきれいにしていくこと、除染していくべきではないかと思っています。

(阿部)除染作業を効率的に、しかも早く進めるためにはどうすれば良いのか?石井先生は除染方法を研究するうちに、放射性セシウムの持つある特性に注目しました。

(石井)セシウム自体が大変面白い性質をしていまして、これは粘土にくっついてしまうという性質を持っています。これは福島第一原発事故の後にセシウムが飛んできて地面の上に降りたのですが、7割が粘土についたと考えられる。これは日本土壌肥料学会が、そういうデータを説明しているのですが・・・

(阿部)粘土というのは土壌に含まれている?

(石井)そうです。

(阿部)粘土の地域というのはどういうところなのですか?

(石井)いや普通の、砂のサラサラにはあまりないと思うのですが、普通の土地に粘土がいっぱい入っているのですね。 ▲ページトップへ

どんなことがあっても種だけは蒔き続けたい

(阿部)このセシウムの性質を利用しての実験で、除染の高い効果が見られました。

(石井)水を入れて洗います。

(阿部)かき回すわけですね、水に入れて?

(石井)そうです。水を入れてかき回すと、泥水が出るのですね。その泥水を取ってしまうわけです。

(阿部)泥水を取るということは?

(石井)例えば、こちらのバケツに泥水を入れて、それで残ったやつがありますね、これにまた水を入れてガシャガシャと洗って、3回洗うと元の放射能が25分の1になるわけです。

(阿部)土に含まれている放射性物質が25分の1になる?

(石井)25分の1になるのです。これを5つの試料についてやってみたのですけれども、全部1回、2回、3回やると25分の1になったというわけで、この土はまた元に戻せるわけですね。

(阿部)これは元に戻して良いわけですね?

(石井)良いわけです。

(阿部)先生に伺いたいのですが、3回洗ったわけですよね。洗う度に出る泥水の中には放射性物質は含まれていないわけですか?

(石井)含まれています。泥水に含まれているわけです。だから泥水に行って、洗った土には25分の1しかないという話なのですね。
 これが洗ったやつなのですけれども、今度はこの泥水をしばらく放置しておきます。15分間くらい放置しておくと、水と泥とに分かれます。この水を検査機で測定したところ、放射能が無いのです。

(阿部)無いのですか?

(石井)すなわち、その水は捨てられるのです、そのまま。それで、この泥を今度は105度で温める。水がなくなると、さらに水の分だけ軽くなります。結局、最終的には、初めとった土の量に対して、この放射能の入ったものは100分の8になる。それが10分の1くらいになったということです。

(阿部)つまり水を入れてかき回す前の土の量の100分の8になるわけですか?

(石井)そうです。それをさらにペレットというので圧縮をかけると、こんな風になるわけです。

(阿部)丸いお煎餅みたいな・・・

(石井)そうなのです。

(阿部)これにももちろん放射性物質は?

(石井)もちろんこれは高いですよ。だから、そういうようにして、放射能を高い放射能に濃縮して、そうすると体積も小さくなって、そいつの保管がしやすいのです。

(阿部)そうなると、今後、邪魔物扱いされるであろう、放射性物質に汚染された土が、次の形になるということですね。

(石井)そうですね。降った放射性セシウムを回収するというのですか、有効利用にもっていければ良いなと思っているわけです。

(阿部)東日本大震災と福島原発事故による放射能汚染でいためつけられた東北の農業。そんなつらい境遇でも、米や野菜を作り続けたいと福島県二本松市の農家、大内信一さんは静かに思いを語ります。

(大内)作物は賢いし、強いと思うし、土もそれに必ず対応してくれると思うので、私はやはり作物と土の賢さ、強さに賭けるわけです。国・県や、もちろん支援も必要ですが、やはり何よりも私たちは作物を大切にし、土を大切にしてきたその延長で、何とか放射能の除染もやれるのではないかと期待はしております。

(阿部)とにかくやるしかないですか?

(大内)我々はもう、種を蒔くしかないです。それによって、この難局を乗り切るしか、我々としては、どんなことがあっても種だけは蒔き続けたいと思っております。 ▲ページトップへ

阿部の思い

震災から7ヶ月、被災地東北では、放射能汚染に、皆が心を一つにして立ち向かっています。セシウムを取り除いて、あくまで米や野菜を育てたいと奮闘する農家。そしてその農家とともに、被災地の農家の復興に力を入れる東北農政局。
 それとは逆に、政治の駆け引きで、なかなか復興事業が前へ進まない状況。中央の政治に、この被災地の努力、願いというのは見えているのでしょうか?
 我々ができること、それは被災地の人々が復興への強い意欲を持ち続けられるよう、息の長いエールを送り続けることだと思います。
「ニュース探偵局」は今回で最終回となります。ご声援、本当にありがとうございました。またぜひお耳にかかれますよう、皆様どうぞお元気で。 ▲ページトップへ