何度かご一緒にお仕事をしたことがありました。
吹奏楽とヴァイオリンという、古澤さん独自ともいえるカテゴリー。
斜めに帽子をかぶり、腰にバンダナを巻いたような、こちらも独自のスタイルで、
時にヴァイオリンの弓を指揮棒のようにして吹奏楽団の呼吸を合わせて行きます。
その全ての仕草で、行ったことも見たこともない異次元の空間に
いざなわれているかのように感じるコンサートでした。

今回は、ベルリン・フィル・ヴィルトゥオーゾのメンバーと、
完全アコースティックでの演奏会です。（12月18日）
チャルダッシュ、チゴイネルワイゼンとおなじみのヴァイオリン曲のみならず、
書き下ろしの作品も含めた演奏会で、シンフォニーホールが○○○に・・・。

いろいろな空間を表現する古澤巌さん。
番組の中でも、やはり音楽家という枠にとらわれることのない
自由な感性を遺憾なく発揮されています。
ぜひ、お聴きくださいね。
（放送は10月4日と11日です）