毎週日曜あさ7時〜放送「堀江政生のザ・シンフォニーホール・アワー」

ザ・シンフォニーホールで行われる公演の聴きどころ、豪華ゲストを招いてのお話をクラシックの名曲とともに、堀江政生アナウンサーの解りやすい解説でご紹介します。クラシック通の方も、クラシックはまったくわからないという方も楽しんでいただける番組です。

堀江ブログ

2016年10月3日大阪フィルの若きマエストロ、角田鋼亮さん

この春、大阪フィルハーモニー交響楽団の「指揮者」に就任した角田さんが
スタジオに来てくださいました。

角田さんは30歳代。まさに新進気鋭の若手です。
10月21日(金)19時〜開催される、
ザ・シンフォニーホールと大阪フィルのコラボ企画
「ソワレ・シンフォニー」に登場し、
ピアニスト:小林愛実さんとのショパンのピアノ協奏曲1番、
ベートーヴェンの交響曲第5番を演奏されます。
番組では、その意気込みを語ってくださいました。
(放送は10月2日と9日です)

高校時代に部活のオーケストラを指揮して
指揮者を目指すようになってという角田さんですが、
これまでに何曲くらい指揮したことがあるのですかと伺うと、
(もちろん、オペラの小品から交響曲まで
 何をもって一曲と数えるのかは難しいところがあるのですが・・・)
「おそらく、何百〜千曲くらいまでの間でしょうか。
 少なくとも家にはそれくらいの楽譜があります。」
作曲家の名前をアルファベット順にきれいに整理し、中を開くと、
演奏するたびに記していった書き込みが残されているそうで、
それが角田さんの財産だと。
「ベートーヴェンの5番は、高校生の時もやりましたが、何回もやっているので、
 さすがに書き込みだらけで、新しいのを買っています。
 5冊目くらいです。前に書き込んでいることと違ったことを書き込むのが、
 また楽しみなんです」とおっしゃっていました。
指揮者としてのいろいろな能力の中に、資料作りと整理整頓は欠かせないようです。
 
なお、21日のソワレ・シンフォニーでは、開演前にトークもされます。
ハリのあるバリトンの素敵な声で、お話も上手い角田さんです。
どんなお話を聞くことが出来るのでしょうか、そちらも楽しみですね。

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